寝る前にココアを飲むとダイエットに効果的？飲み方や注意点を紹介

「寝る前にココアを飲むとダイエットに良いのは本当？」

このような疑問を持つ方がいらっしゃるのではないでしょうか。

今回の記事では、寝る前にココアを飲むとダイエットの効果を高めることを解説します。

また、ダイエット以外でココアに期待できる効果や飲み方についても詳しく紹介するので参考にしてみてください。

寝る前にココアを飲むとダイエットに効果的？

寝る前にココアを飲むことで、ダイエットに効果を高めることに有効です。

ココアには、食物繊維が多く含まれ、寝る前に摂取することで腸内環境を整える効果が期待できるのです。

腸内環境が整うことで、便秘改善や消化をスムーズにして、痩せやすい身体を目指していけます。

ココアのカロリー

無糖ココアパウダー：大さじ1杯あたり19.3kcal

ミルクココアパウダー：大さじ1杯あたり80kcal

無糖のココアパウダーの方が糖質の量が少ないため、低カロリーになります。

ただしミルクココアパウダーには、脂質も多く含まれるためダイエット中の方は注意しましょう。

また牛乳で割ると糖質と脂質を摂りすぎてしまう恐れがあるため控えましょう。

寝る前にココアを飲むと期待できる効果

寝る前にココアを飲むことで、ダイエット以外の効果も期待することができます。

• リラックス効果
• 疲労回復
• 心臓の健康維持

これらの効果について詳しく解説していきます。

リラックス効果

ココアにはリラックス作用のある成分「テオブロミン」が含まれています。

通常、朝は体を目覚めさせる交感神経が働き、夜は体をリラックスさせる副交感神経が優位になります。

しかし、ストレスや不安が原因で自律神経が乱れると、夜になっても体が覚醒したままで、眠れないことがあるでしょう。

寝る前にココアを飲むと、テオブロミンが覚醒を緩和し、体がリラックスして自然な眠りに導かれます。

疲労回復

ココアに含まれる「テオブロミン」や「マグネシウム」は疲労回復にも役立つと言われています。

マグネシウムは、筋肉の機能を正常に保ち、エネルギー代謝をサポートする役割があると言わており、さらに疲労が蓄積されると、筋肉が緊張しやすくなりますが、マグネシウムはその緊張を和らげ、筋肉の回復を促進できるそうです。

心臓の健康維持

ココアに含まれる“フラボノイド”という栄養素は、血管を保護し、血圧を安定させる効果があると言われています。

これにより、血管を強くすることで心臓の健康維持に役立つため、高齢者の方にもココアはおすすめです。

フラボノイドは血液の流れをスムーズにし、動脈硬化のリスクを減らす働きもあります。

目的別のおすすめのココアの飲み方

ココアを飲む際は、目的別で種類や飲み方を変えることが必要です。

• ダイエット目的：無糖ココアパウダー
• 美容目的：豆乳

上記のような飲み方がおすすめです。

ダイエット目的なら無糖がおすすめ

ダイエットを目的としてココアを飲む場合、砂糖が含まれていない無糖のピュアココアを選ぶことが大切です。

無糖のピュア加糖タイプのココアには白砂糖が多く使われており、これが血糖値を急激に上昇させ、結果として脂肪が蓄積しやすくなってしまうのです。

そのため、無糖のココアが飲みにくいと感じる場合でも、市販の加糖ココアを選ぶのではなく、無糖のココアにハチミツを少量入れるなどして調整すると良いでしょう。

ハチミツは天然の甘味料であり、少量であればダイエットを妨げることなく、ココアの風味を楽しむことができます。

美容目的なら豆乳がおすすめ

美容効果を狙うなら、豆乳を使ったココアがおすすめです。

豆乳には大豆イソフラボンが豊富に含まれており、肌のハリを保つ効果があると言われています。

寝る前に飲むことで、夜間の肌の修復を助け、翌朝の肌の質を向上させることが期待できます。

朝一にココアを飲むこともおすすめ

寝る前にココアを飲むだけでなく、朝一にココアを飲むことで様々な効果が期待できます。

(参考：ダイエット中に純ココアはいつ飲むべき？飲み方や効果について解説 | パーソナルジムのエクササイズコーチ (exercisecoach.co.jp))

• 目覚めが良くなる
• ダイエット効果
• 睡眠の質向上

これらの効果について詳しく解説していきます。

目覚めが良くなる

ココアに含まれるカフェインを朝に摂取することで、覚醒効果が働き目覚めをよくします。

朝にコーヒーを飲むのと同じような効果を得ることができるのです。

結果、1日のパフォーマンスを向上させることができるため、朝一にココアを飲むのも良いでしょう。

ダイエット効果

ココアに含まれるカフェインは、空腹状態で摂取することで脂肪燃焼効果を増加させます。

朝一にココアを摂取し、空腹状態で運動をすることで脂肪燃焼を加速させるので、ダイエット中の方におすすめです。

特にウォーキングなどの有酸素運動前にココアを飲むことが良いでしょう。

(参考：ランニングの消費カロリーはどのくらい？計算方法やダイエット効果を解説 | パーソナルジムのエクササイズコーチ (exercisecoach.co.jp))

睡眠の質向上

ココアに含まれるトリプトファンは、摂取してから12~14時間後に睡眠ホルモンを分泌するため朝一に摂取することもおすすめです。

朝8:00~9:00ごろにココアを飲むことで、就寝前に睡眠ホルモンを分泌できると言われています。

なので、寝る前にココアを飲むだけでなく、朝一にココアを飲むこともおすすめです。

寝る前にココアを飲む際の注意点

寝る前にココアを飲む際には以下のような注意点を把握しておきましょう。

• カフェインの過剰摂取
• 寝る前の60~90分前に飲む
• ポリフェノールによる虫歯

これらについて詳しく解説していきます。

カフェインの過剰摂取

ココアはカカオの豆から作られているため少量ながらカフェインが含まれており、過剰に摂取すると睡眠を妨げてしまう可能性があります。

普段からコーヒーやエナジードリンクなどのカフェインの含まれている飲料を多く飲まれる方は、特に注意が必要です。

寝る前にココアを飲む場合は、ココアの量を控えめにし、リラックス効果を得つつも眠りを妨げないように注意しましょう。

寝る前の60〜90分前に飲む

ココアを寝る前に飲む場合は、寝る直前ではなく、就寝60〜90分前に飲むことがおすすめです。

ココアに含まれるトリプトファンは、摂取してから60〜90分後に睡眠の質を上げる効果を発揮します。

ポリフェノールによる虫歯

また、ココアに含まれるポリフェノールは歯に付着しやすく、虫歯の原因になることがあります。

飲んだ後は、軽く口をゆすぐなど、歯のケアも怠らないようにすることが重要です。

また、寝る前にココアを飲む場合は、ココアを飲んだ後に必ず歯磨き虫歯予防をしましょう。

これらの注意点を把握しておくことで、ココアを効果的に活用することができます。

ココアのアレンジレシピ

ピュアココアは、甘さがなく飲みにくいと感じる方も多いと思います。

そんな方でも、飲めるようなアレンジレシピを紹介するので試してみてください。

きなこココア

レシピ

• ココアパウダー：大さじ1
• きなこ：20g
• お湯：150cc

きなこを加えたココアは、タンパク質と食物繊維が豊富で美容やダイエット効果が期待できます。

青汁ココア

レシピ

• ココアパウダー：大さじ2
• ハチミツ青汁：1包
• お湯：150cc

食物繊維やビタミンを多く含む青汁と一緒に飲むことで、満腹感を出しつつ腸内環境を整えることができます。

飲みにくさがある場合は、お湯を豆乳に変えるのもおすすめです。

ハチミツココア

レシピ

• ココアパウダー：大さじ1
• ハチミツ：大さじ1
• お湯：150cc

甘さが欲しい時には、砂糖の代わりにハチミツを加えることで、血糖値の急上昇を防ぐことができます。

カロリーに関しても低くなるため、ダイエットには抜群のアレンジレシピです。

プロテインココア

レシピ

• ココアパウダー：大さじ1
• チョコプロテイン：25g
• 水：200ml

プロテインを一緒に飲むことで、タンパク質を同時に摂取することができ栄養バランスが良くなります。

また、チョコプロテインと合わせることで、風味を強くすることができるのもおすすめポイントです。

おすすめのピュアココア

インターネットやスーパーでピュアココアを購入する際のおすすめ商品を紹介します。

バンホーテン ピュアココア

バンホーテンのピュアココアは、スーパーでも気軽に購入することができます。

さらに500gあたり540円と比較的安く購入できるのもおすすめポイントです。

インターネットでの注文がめんどくさい方は、スーパーでバンホーテンのピュアココアを購入しましょう。

NOW Foods ピュアココアパウダー

340gで1,674円とやや値段は高めですが、QAI（国際品質保証）認定オーガニックの高品質なココアパウダーです。

原産地や安全性にこだわりのある方は、NOW Foodsのピュアココアパウダーを選ぶと良いでしょう。

ココア以外のダイエット中におすすめの飲み物

ココア以外のダイエット中におすすめの飲み物は以下の通りです。

• プロテイン
• スムージー
• コーヒー

これらの特徴やメリットについて詳しく解説していきます。

プロテイン

プロテインは、タンパク質を摂取できる飲み物です。

繰り返しになりますが、多くの方はタンパク質が不足している可能性が高いです。

結果、筋肉量をうまく増やせないことが原因で基礎代謝を上げることができず、痩せにくい身体になっている方が多いです。

なので、タンパク質の摂取量を増やし、痩せやすい身体を作るためにもプロテインの摂取がおすすめです。

スムージー

無糖のスムージーを飲むことで、食物繊維を多く摂取し、腸内環境を整えることができます。

野菜・果物・豆乳などでスムージーを作ることで、無糖でも美味しいスムージーを作ることが可能です。

コンビニで売られているスムージーは、加糖のものも多いためスムージーを選ぶ際は注意しましょう。

コーヒー

コーヒーには、カフェインやポリフェノールが含まれ、脂肪燃焼に効果的です。

特にコーヒーの摂取して30分後に脂肪燃焼効果が高くなるため、運動前に摂取すると良いでしょう。

また、ココアやスムージーと同様、無糖のブラックコーヒーを選ぶことがおすすめです。

ココアを飲む以外のダイエット方法

この記事を読んでいる方は、ダイエットに対する興味や関心が非常に高いと思います。

ココアを飲む以外にも以下の方法を実践することで、ダイエットを効率的に進めることが可能です。

• 筋トレ
• 有酸素運動
• 1日3食バランスの良い食事

寝る前のココアを飲むことと同時に上記の習慣を身につけることで、ダイエットを加速させることができます。

筋トレ

筋トレを行うことで、筋肉量が増え、痩せやすい身体を作ることができます。

筋肉量が増えることで、マッチョになってしまうと思う方もいるかもしれませんがそんなことはありません。

特に女性は、男性に比べ、筋肥大がしにくいため多少の筋トレをしても大幅な筋肥大は起こりにくいです。

むしろ、筋肉量が増え、基礎代謝が上がることで、運動をしない日でも消費カロリーが増えます。

結果的に痩せやすく太りにくい身体が作れるのです。

有酸素運動

有酸素運動（ウォーキング）を行うことで、脂肪燃焼を効率的に行うことができます。

筋トレの場合、筋肉量を増やすことが中心となりますが、有酸素運動は脂肪燃焼が主な狙いです。

なので、筋トレと組み合わせることで脂肪燃焼をしながら、筋肉量を増やすことも期待できます。

ウォーキングを行う際は、空腹の状態で30分以上行うことがおすすめです。

脂肪燃焼効果を最大化し、ダイエットを効率的に進めていきましょう。

1日3食バランスの良い食事

1日3食タンパク質・脂質・炭水化物のバランスの良い食事を摂取することで、食事量を減らさずに痩せることができます。

“消費カロリー＞摂取カロリー”このようになっていれば確実に太ることはありません。

多くの方は、栄養バランスが”炭水化物”と”脂質”を過剰に摂取してしまい、摂取カロリーが増えている可能性が高いです。

なので、タンパク質の摂取量を増やし、”炭水化物”と”脂質”の摂取量を見直すと良いでしょう。

まとめ

寝る前にココアを飲むことは、ダイエットや美容に様々な効果をもたらしますが、飲み方や選び方に注意が必要です。

無糖のピュアココアを選び、適切な量を守ることで、健康的な習慣として取り入れることができます。

本記事を参考に、あなたに合ったココアの楽しみ方を見つけてみてください。

 

エクササイズコーチではトレーニングだけでなくお食事のサポートも行ってます。ダイエットに興味がある方は一度カウンセリングでお話してみませんか？